ご当地キャラの魅力はかわいらしい、癒されるといった面だけではありません。強烈なインパクト、「気持ち悪い」「どうみてもちょっとおかしい」といった「色物」的な面もまた、大きなアピールポイントとなっています。
全国各地、さまざまな自治体や団体が政策するため、クオリティのばらつきや、センスのずれなどがご当地キャラには生じます。「だれか止める奴がいなかったのか」と突っ込みたくなるようなキャラも存在するのです。とくに最近ではこうした色物系が逆に人気が出る現象が起こっており、増加傾向にあります。
現在、色物のご当地キャラランキングの断然トップを占めるのが、東京都足立区が制作したイメージキャラクター「アダチン」です。ネット上で話題沸騰、大ブレイクの兆しを見せています。その威容な外見、アニメーションのインパクトは今後より幅広い層から話題を集めることが期待されています。
最近注目度を高めつつあるのが岐阜県の柳ヵ瀬の「やなな」というキャラクターです。これは女性が女の子のダンボールを被っただけという安直なシロモノで、商店街でダンスなどのパフォーマンスの披露、あるいはブログなどで活動しています。当初地元では散々な評判だったようですが、最近では固定ファンがつくようになり、ネット上でも話題を集めているようです。
「元祖色物」といってもいい「せんとくん」も来年の平城京遷都1300年祭に向けてますます健在といった注目度を誇っていますし、ご当地キャラブームはまだまだ続いています。色物のご当地キャラは好き嫌いがはっきり分かれる傾向があるため、人気ランキングなどはあまり当てにならないものですが、こうした「ちょっとヘンな」ご当地キャラをチェックしてみるのも楽しいのではないでしょうか。